【小樽市】「荘厳な響きに癒されます!メルヘン通りのランドマーク的観光名所」
更新日:2023年4月5日
小樽観光に来た人は必ず訪れると言ってもいい、境町商店街の終点に位置するメルヘン交差点。
観光客でいつも賑わうこの交差点に小樽オルゴール堂があります。
オルゴールの歴史
オルゴールの起源は中世ヨーロッパのルネサンス期に遡ります。
当時の教会には時間を知らせるために大小の鐘を機械仕掛けで鳴らすカリヨンと呼ばれるものがありました。
この街中に響く天上の音楽は人々にとても愛されていました。
そして、このカリヨンの音色を卓上で楽しむことができないだろうかと考える人々が出てきました。
こうして多くの技術者が試行錯誤した末、18世紀末にオルゴールの原型が完成しました。
19世紀末にはその技術は飛躍的に進み、音量が大きくなり、低音から高音まで音域が広がり、演奏時間も長くなり、様々なハーモニーを奏でられるようになりました。
さらにドラムやシンバルも鳴らすことができるようになり、オーケストラのような演奏ができるものもできました。
日本一大きい、歴史ある蒸気時計!
小樽の観光名所メルヘン交差点でランドマークになっているのがこの蒸気時計です!
この蒸気時計はカナダの時計職人(レイモンド・サンダース氏)により、カナダ・バンクーバー市の観光名所その名も「ガスタウン」に1977年に作られたものと同型で、高さ5.5m、幅1m、重さ1.5トンのブロンズ製です。
時計自体は電動式ですがコンピューターにより制御され、ボイラーで蒸気を発生させる本格的な蒸気時計となっています。
1時間毎に時刻を告げるほか、15分毎に5音階のメロディーを蒸気で奏でてくれるのです。
この蒸気時計は小樽を訪れる人に愛され、記念写真のスポットとして人気のスポットです!
100年以上の歴史があるパイプオルガン
このオルガンは1908年にイギリス・ヨークシャのホールに設置されていたもので、その後他の博物館を経て小樽オルゴール堂2号館に展示されることになりました。
このパイプオルガンは690本ものパイプによって普通に演奏することもできますし、自動演奏も可能になっています。
自動演奏のパイプオルガンとしては日本で初めて紹介されたものだそうです。
小樽オルゴール堂2号舘アンティークミュージアムに昔と変わらない音色を響かせています。
自分だけのオルゴール作りが体験できる!
本館近くの手作り体験「遊工房」では自分だけのオルゴール製作体験ができます
「トッピングフリーコース」
「ムーブメント組み立てコース」
など複数種類があり、
「トッピングフリーコース」はオルゴールの箱の上を様々なガラス細工などで飾って自分の世界観を表現することができます!
お子様や難しい手作業が苦手な方にも気軽に楽しんでいただけます!
「ムーブメント組み立てコース」ではオルゴールを自分で一から組み立てることができます。
可愛い動物達がお出迎え!小樽からくり動物えん
入り口では可愛いクマ達がバンド演奏して出迎えてくれます!
中に入ると様々な動物達がひしめき合っていて、思わずキュンとしてしまいますよ(^^)
小樽オルゴール堂はオルゴールのミュージアム!
皆さんも小樽オルゴール堂を訪れてみて、歴史ある音色や可愛らしいぬいぐるみ達や現代の工夫が凝らされたオルゴールなどを楽しんでみませんか?