【札幌市中央区】「札幌市民憩いの公園!四季折々イベントが開催されるスポット」
更新日:2023年4月5日
「日本の都市公園100選」や「日本の道100選」などに選定されている都市と自然が調和した札幌市民のランドマーク的スポット「大通公園」。
堂々とそびえ立つ『さっぽろテレビ塔』が目印となります。「さっぽろ雪まつり」や「ビアガーデン」など一大イベントの開催スポットとしてお馴染み!大通公園の名物「焼きとうきび」もここで食べられます。
この記事では大通公園の楽しみ方と名物の「焼きとうきび」について紹介していきます。
※とうきびとは北海道弁で「とうもろこし」のことです。
散歩やランチに!市民、観光客の憩いの公園♪
大通公園内はライラックやハルニレなどの92種、約4700本の木々が並びまさに都会のオアシスのような場所。
観光客、市民問わず札幌の中心地で一休みをする際に、多くの方々に使われる大通公園です。
「大通公園」という名前ですけど、正式には公園ではなく「道路」なんです!(笑)
普段はのどかな市民・観光客の憩いの公園ですが、夏は「YOSAKOIソーラン祭り」冬は「さっぽろ雪まつり」の特設会場になるなど、北海道を代表するイベント会場となります!
札幌大通公園の代名詞『とうきびワゴン』の歴史
札幌・大通公園といえば行ったことある人が揃えて口にする「焼きとうきび」。
大通公園の「焼きとうきび」の歴史は長く、明治中期頃の農家たちが台車にとうきびを積んで売り回っていた「とうきび売り」が始まりと言われています。
その後1966年に札幌市が屋台を一度排除し、翌1967年(昭和42年)から札幌観光協会(現一般社団法人札幌観光協会)が運営を開始し、現在のスタイルが確立されました。
その後「北海道キヨスク株式会社」に一度業務委託をした後、2019年から現在は「札幌市公園緑化協会」が運営をしています。
札幌市民に紛れて名物『焼きとうきび』を食べよう!
毎年4月下旬から10月上旬には大通公園内の各所に名物の「とうきびワゴン」が登場します。
札幌大通公園に来たからにはとうきびをたベらずして帰られません!
とうきびが買える「とうきびワゴン」は公園内の各所にあるので、小腹が空いたらお近くのとうきびワゴンをお探しください。
焼きトウキビと茹でトウキビから選ぶことができて、どちらも一律300円で購入可能。
「焼きは程よい甘さのタレ味」、「茹ではさっぱりとした塩味」となっていて、どっちも美味しいんですが個人的には「札幌だし醤油」を使用したタレ味がオススメ!
どっちも食べたいという欲張りさんには両方の味を半分づつ食べられる『とうきびセット(400円)』がオススメ。
さっぽろテレビ塔を背に公園内のベンチに座って、とうきびを見つけて近づいてきた鳩を横目にとうきびにかぶりついたならもう立派な札幌市民です!(笑)
また、とうきび以外にも北海道のソウルフード『じゃがバター(2個で300円)』や「じゃがいもととうきび両方楽しみたい!」という人にはイモ一個ととうきびのハーフサイズがセットになった『いもきびセット(400円)』なんて嬉しいのもあります!!!
▼営業時間などは「とうきびワゴン」公式ツイッターから
Tweets by toukibi_wagon
【とうきびワゴン】とうきびに刺さってる爪楊枝の謎。コレどうやって使うの?
大通公園のとうきびに付いてくる爪楊枝はとうきびの粒を刺して食べるために使うものではなく、とうきびの底(芯)部分に指すことで爪楊枝とトウキビの先っぽ(頭)の部分を持って食べられるようになり、手を汚すことなく食べられます。
食べ終わった後は、爪楊枝本来の使い方もできるまさに一石二鳥の爪楊枝なんです!
トウキビって結構はに挟まりますよね・・・(笑)
筆者オススメ!大通公園の見どころランキング
1年間を通して北海道を代表する様々なイベントが開催される大通公園ですが、ここからは筆者の独断と偏見でオススメのイベントをランキング形式で紹介していきます。色々ありすぎて選ぶのに苦労しました!!
【第5位】さっぽろライラック祭り(5月)
毎年5月中旬になると甘い香りで人々を魅了する「ライラック」。
札幌市を象徴する花に選定されています。音楽イベントが開催されて、フェス気分(?)を味わうことが可能。
また、フリーマーケットが開催される他に、スタンプラリーや「カフェめしコート」では軽食やスイーツ、ドリンクなど楽しめます。
【第4位】さっぽろホワイトイルミネーション(11月〜1月)
毎年11月になると大通公園や『さっぽろテレビ塔』一帯が42万個のライトに彩られ、札幌の冬の訪れを告げてくれます。1981年当時夏型の観光が主流だった札幌に「四季折々の観光を楽しんでもらおう」ということで『さっぽろ雪まつり』の前座的な意味合いを込めて始められたライトアップですが、今では札幌の街の冬を彩る定番に。キラキラと幻想的な札幌の冬を楽しみましょう。
【第3位】さっぽろオータムフェスト(9月)
食欲の秋に「北海道の食」が札幌に集う年に一度の食の祭典。年間200万人が来場するまさに北海道を代表するイベントと言えるでしょう。会場は大通1丁目、4丁目〜8丁目、10丁目、11丁目とテーマごとに分かれれていて、各会場それぞれ違った雰囲気を楽しめます。百聞は一見にしかず!まずは行ってみてほしい。
【第二位】YOSAKOIソーラン祭り(6月)
高知県の『よさこい祭り』をルーツに、北海道の民謡『ソーラン節』をミックスさせ1992年に誕生したお祭り。
北海道の夏の訪れを告げるに相応しい力強いお祭りです。「①『鳴子』を持って踊ること」、「②曲にソーラン節のフレーズを入れること」がYOSAKOIソーラン祭りの条件で、それぞれのルーツを守りながらも独特な仕上がりになっています。
【第一位】さっぽろ雪まつり(2月)
さっぽろ雪まつり公式サイトより
堂々の一位は『さっぽろ雪まつり』!札幌の中心地1.5kmの区間に迫力満点の雪像が並びます。ここ数年の来場者数は250万人を突破し、日本国民のみならず、世界的にも注目を浴びる一大イベントに成長しました。大通会場とは別に「つどーむ会場」も用意されていてこちらは屋内会場になるためファミリースペースや飲食ブースも用意。
『#大通公園』みんなの投稿
花と緑があふれ、爽やかな風が吹く初夏の札幌・大通公園。
こんなご時世でなければみんなに体験してほしいくらい素晴らしい季節。 pic.twitter.com/LD3XG3ZiNb— Dr.Snowman (@doctorsnowman05) July 4, 2021
今日は大通公園にてジジ孝行。つくづく札幌って梅雨もないし雪さえなければ天国そのものだよな。雪さえなければね…バランス取れてるわ。 pic.twitter.com/2OqwlI6kXV
— まっすん (@massuuuu730) July 4, 2021
まとめ
札幌市民の憩いの広場「札幌 大通公園」。
名物のとうきびワゴンや四季折々開催されるイベントなど地元民のみならず、観光客も楽しめる仕掛けが盛り沢山。
札幌市内の中心地に位置することから、どの場所からもアクセスがしやすくてオススメです。
春の訪れをじかに感じられる「さっぽろライラックまつり」、夏は力強く心が躍る北海道民にとっての一大イベント「YOSAKOIソーラン祭り」、秋には北海道のご当地グルメで食欲の秋を彩ってくれる「さっぽろオータムフェスト」、世界規模のイベントに成長した「さっぽろ雪まつり」などなど、、、いつ行っても楽しい大通公園でした。